• 2021/05/04
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痛みがあるときには湿布?
みなさんこんにちは!

薬局に行くと
「辛い肩こりや腰痛に・・・〇〇配合!」
と謳った様々な湿布を見かけます。

また、病院でも腰痛や肩こりの症状に対して
ほとんどの場合薬と湿布を処方されます。

さて、今回のお題は
腰痛は湿布で改善するのか?!

まず、湿布は主に「冷湿布」「温湿布」
「非ステロイド性抗炎症薬を主成分とした湿布」の
3種類に分類されます。

中でも現在主流となっている湿布は
非ステロイド性抗炎症薬を主成分とした湿布です。

打撲や捻挫、五十肩や関節症、
腰痛症等の症状で病院で処方される湿布も
この種類です。

湿布の成分にはいくつもの種類がありますが、
主な働きとしては
痛みを和らげる「鎮痛作用」
炎症を抑える「抗炎症作用」
幹部の熱を下げる「解熱作用」
の3つがあります。


腰痛の場合、湿布を貼る一番の目的は
おそらく痛みを抑えるためではないでしょうか。

湿布の働きにより、
一時的に痛みを軽減させる効果はあります。

しかし、湿布は根本原因に
アプローチするものではありません。
根本的な原因を取り除かずに
症状をごまかし続けた結果
治癒を遅めたり、悪化させてしまう
恐れもあることがあるので
注意が必要です。


当院では
「痛み=身体からのSOS」
とお伝えしています。

痛みがあると、いつものように動かせなくなりますが、

「これ以上動かしたら危険だよ!」

と、身体が痛みというサインで
教えてくれています。

湿布で痛みを抑えてしまうことで
必要以上に動けるようになります。

本来は動かせないところまで
動かすことができてしまう。
これにより身体の深部まで
ダメージが蓄積します。

湿布で症状をごまかして生活していた結果、
突然ギックリ腰に・・・
坐骨神経痛で歩けなくなってしまった・・・
というように症状を重症化させてしまう
可能性を高めてしまうのです。


ではギックリ腰のような急性腰痛には
どうでしょう。

ギックリ腰は正式には
腰椎捻挫や腰部筋筋膜炎のことを指し、
炎症が起きている状態です。

では炎症はなぜ起こるのか?

捻挫をすることによって、
体の組織が損傷します。
損傷したことによって、
細かな組織が周辺に散らばりますが、
この組織は体にとっては死んでしまった細胞、
いわゆる異物になってしまうため
体は排除しようと働きます。
この排除の働きをしているのが白血球です。
体は損傷している所に白血球を集めます。
これが炎症の始まりです。

異物を排除するための戦いにより、
腫れや赤み、熱感が生じます。

つまり、炎症とは身体の中に入ってきた細菌やウイルス、
自分の体内の異物を排除する時に
引き起こされる身体の防御反応です。

むやみに炎症を止めてしまうことで
治癒を遅めてしまいます。
(炎症反応が過剰に働いている場合や
症状によっては炎症を抑えることが
必要になることはありますが・・・)

もちろん、日頃からしっかり
水分補給や姿勢に気をつけ、
未然に防ぐことが一番ですが、

もしギックリ腰になった場合、
関連している筋肉を緩め、
骨格を調整することで
身体本来の働きを生かして
症状を改善させることが出来ますので
お近くの整体院や治療院に
問い合わせてみるのも
いいかもしれません。

もちろんエルフォート整体院は
ギックリ腰も得意としておりますので
お気軽にお問い合わせください。
(捻挫や突き指等も対応しています!)


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