腰痛の場合、湿布を貼る一番の目的は
おそらく痛みを抑えるためではないでしょうか。
湿布の働きにより、
一時的に痛みを軽減させる効果はあります。
しかし、湿布は根本原因に
アプローチするものではありません。
根本的な原因を取り除かずに
症状をごまかし続けた結果
治癒を遅めたり、悪化させてしまう
恐れもあることがあるので
注意が必要です。
当院では
「痛み=身体からのSOS」
とお伝えしています。
痛みがあると、いつものように動かせなくなりますが、
「これ以上動かしたら危険だよ!」
と、身体が痛みというサインで
教えてくれています。
湿布で痛みを抑えてしまうことで
必要以上に動けるようになります。
本来は動かせないところまで
動かすことができてしまう。
これにより身体の深部まで
ダメージが蓄積します。
湿布で症状をごまかして生活していた結果、
突然ギックリ腰に・・・
坐骨神経痛で歩けなくなってしまった・・・
というように症状を重症化させてしまう
可能性を高めてしまうのです。