• 2020/10/15
  • ブログ
香りの効果
みなさんこんにちは!

対人関係、天候、
仕事がうまくいかない、
忙しすぎる・・・
それに加えて
今年はコロナウイルスもあり、
ストレスによって
体調を崩してしまっている人が
多く見受けられます。

なぜストレスが
身体の不調に
繋がってしまうのか?

それには自律神経の働きが
大きく関わってきます。

自律神経には交感神経と
副交感神経があります。
自分が意識して出来ない
全てを司っている神経です。

自律神経は
内臓を動かしたり、
呼吸をしたり、
身体を回復させたり・・・
24時間休む事なく働いています。

ストレスを感じると
交感神経が優位になります。

交感神経は
日中の活動時に働く神経で
活発な活動に応じて
心拍数を上げ、
血圧を上昇させます。
心身ともに緊張状態が
作り出されるわけです。

通常、夜寝る前には副交感神経が働き
リラックス状態に傾け
身体を回復させるのですが、
交感神経が優位になっていると
身体はずっと緊張状態が続いてしまい、
回復が出来ません。

車で例えると、
ずっとアクセル全開状態です。

筋肉・内臓共に疲労回復が出来ないことで
体の痛みや痺れ、慢性疲労の原因と
なってしまうのです。

でもストレスを溜めないなんて・・・
そんなの無理・・・

という方。

仕事や育児、家事で時間がない方。

そんな方におすすめなのが
香りの効果です。

少し香りの脳への影響を
お話ししますね。

人間には味覚・嗅覚・視覚・聴覚・触覚の
五感がありますが、
それぞれの感覚器官から受けた刺激は
電気信号となって脳へ伝わります。

そして嗅覚だけが脳の本能的な所に
直接作用します。

嗅覚以外の感覚については、
最初に伝達される脳の部分が
「大脳新皮質」
大脳新皮質は感情のコントロールや、
分析的な思考、言語機能など、
人間らしく生きるために
発達した新しい器官です。

一方嗅覚においては
刺激が「大脳辺縁系」へ伝わります。
大脳辺縁系は
脳の中で最も古い部分の1つで
人間の本能的な部分、
食欲・性欲・睡眠欲や情緒、
喜怒哀楽などを司る器官です。

視覚や味覚の情報は、
「これは何か?」という
そのものに対しての記憶を呼び戻して
分析をし、「〇〇だ」と認識した上で
「好き・嫌い」を判断します。

嗅覚においては
「これは何か?」の認識の前に
「快・不快」や「好き・嫌い」の
本能的に感じる感情があるのです。

また、嗅覚の伝わる大脳辺縁系は
自律神経の働きを調整し、
交感神経・副交感神経の
バランスを保つ視床下部と
連携しています。

いい香りによって
ホッとしたり、
心が落ち着いたり。
反射的にリラックスするのは
香りが自律神経へ作用するからです。


ではどんな香りを選べば良いのか?

それは自分の一番心地いいと思った香りです。

香りによって効果効能は違いますが、
その時によって自分に必要な香りは違います。

昨日はラベンダーがいい香りと思っていたのに
今日は柑橘系の香りが好きかも・・・
と思ったら、今日のあなたに
必要な香りは柑橘系です。

頭で考えるのではなく
感じてみてください。

本能ではどの香りが今の自分に
必要なのかわかっています。

違う種類のアロマをいくつか用意して
その日の気分で選ぶのが
一番あなたに合った香りを見つけるコツです☆

ティッシュペーパーに1〜2滴垂らして
枕元に置いておくだけで
十分効果が得られます。

最近眠りが浅いなぁ・・・
なんだか疲れているなぁ・・・
リラックスできる時間が作れない・・・

そんな方、ぜひ試してみてくださいっ!!


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