• 2020/12/03
  • ブログ
西洋医学と東洋医学の違いとは?
みなさんこんにちは!

「西洋医学」と「東洋医学」
みなさんも耳にしたことは
あると思いますが、
今日はその違いについてお話しします。

現在の日本の医学は西洋医学が主流です。

西洋医学とは?

ヨーロッパで19世紀後半に発展した
近代医学で、現代医学とも呼ばれます。

今ある症状に対し、
血液やCTなど検査によって
特定の臓器や組織に
薬や手術といった方法で
直接アプローチしていく治療をします。

現代の日本の病院は
西洋医学を採用しています。

西洋医学が主流になったのは
明治時代の中期
「西洋医学採用令」によって
唯一の日本の医学体系として
西洋医学が認められたからです。

それまでは
医師になるのに資格試験はなく、
町医者のほとんどは漢方医学だったようです。

明治政府の政策によって
西洋医学を学び医師免許を取得しなければ
医師と名乗ることができなくなってしまったのです

その背景にあったものとは・・・

戦争です。

戦争で負傷者が出た時に
早く怪我を治して戦争に
復帰させたい。

東洋医学が効果が
出るまでに時間がかかる上、
戦傷者への救急措置には
対応できないのに対し、
西洋医学は怪我応急処置や
救命措置に関して
有効性が高く、
活躍を見せました。

東洋医学が衰退し、
西洋医学が主流になったのも
こういった時代背景が大きかったそうです。

しかし、慢性疾患の多い現代において、
西洋医学には問題点があります。

よく例えられるのが
「木を見て森を見ず」です。

腰が痛ければ腰を診る
肌のトラブルがあれば
肌の状態を診る
といった具合に
西洋医学では各分野によって
診察を分けて患部に焦点を当てます。

そして出ている症状を止めるための
処置を施します。

例えば根本治療は
難しいと言われているアトピー。

皮膚は内臓の鏡と言われているように
体の内側の問題が表面に現れているものです。

通常、身体に不要物(毒素)が溜まっても
便や尿で体外に排出できるのですが、
腸内環境や体液の循環が悪く、
うまく毒素が排出できなければ
毒素はどんどん溜まってしまいます。

そこで緊急排出ルートとして
皮膚があります。

皮膚疾患の多くは体内の毒素を
便や尿、汗の排泄器から排泄できず、
皮膚から表に排出しようとするしている現れです。

そのためいくら薬を塗って抑えても
対症療法にしかなりません。
むしろ療法にすらならないです。


薬を塗り症状を抑え、それまでと
同じ生活を続けることで
毒素は排出できないために蓄積します。

見た目を良くする結果として
体内へのダメージの方が
上回ってしまう可能性があります。

もちろん腸内環境だけでなく
水分不足・ストレス・食生活の乱れ・
背骨の歪み・運動不足・・・
など要因は様々ですが、
その人の全体像が見えていないと
根本原因を突き止めることが
できないわけです。

局所を診ることには特化している反面、
身体の全体像は見れていないと
いうのが西洋医学の現状です。


一方、飛鳥時代から明治時代初期まで
主流だったのが東洋医学です。

東洋医学とは中国の4000年以上の
歴史の中で生まれた治療法が多い伝統医学です。
鍼・灸・漢方・食事療法・按摩などで
構成されています。
生活環境や体質など個人差を重視し、
自然治癒力を生かし
改善へと導いていきます。

西洋医学は体を消化器・循環器などのように
身体を細分化してそのひとつひとつ治療をするのに対し、

東洋医学では心を含め身体全体をひとつと捉え
バランスを整える全体的な治療を行います。

全体を整えることで、結果として
不調が改善するという考えです。

西洋医学ではよくならない
慢性症状や、原因不明と言われる症状にも
対応できる場合があります。

しかし、自己治癒力を高めて
治していく治療になるが故、
効果を感じるまでに
時間を要する事があったり、
緊急で重篤な病気や
大量出血など外科的な
分野には対応できません。

また、一人一人に合わせた治療を行うため、
術者の経験や知識が重要です。
そのため、効力に差が出ることがあります。


どちらも「身体を良くする」という部分は
同じですが、考え方や治療方法は
違ったものになります。

どちらが良い・悪いということではありません。


ここからは私森の考えです。

*私は医師ではありませんので
こういう考えもあるのかくらいの気持ちで
読んでいただけたらと思います。


身体に起きる事全てには意味があります。

例えば腐ったものを食べると
下痢をします。
なぜ下痢をするのか?
それは体から早く毒を出さなければ
いけないからです。

風邪を引いて発熱するのはなぜか?
熱が出るとインターフェロンという
物質が分泌されます。
インターフェロンとは
ウイルス増殖の阻止や
免疫系、炎症の調節などをする
いわば自前の軍隊のようなものです。
外から入ってきたウイルスと
戦うために発熱しているのです。

しかし、病院に行くと
解熱剤や下痢止めの薬を
処方されます。これは味方の
軍隊を弱らせる行為です。

腰痛に関しても同じです。
痛み=身体からのSOSです。
それを湿布や薬で押さえつければ
動けるようになりますが
動かしたらダメだからう動かせなく
しているのに痛みを感じなくなれば
身体へダメージは溜まり続けます。

症状を抑えつけることは
一時しのぎの対症療法にすぎません。
療法でもない・・・元気の前借りです。

身体の不調の多くは生活習慣の表れです。

不調が出ているということは
何らかの原因があります。

根本改善を目指すのであれば
そこに気が付き、
改善しなければなりません。

もちろん、
重度な病気を早期に発見する、
自分の体を知るという点で
検査をすることは大切ですし、
救急医療に関しては
西洋医学はなくてはならない存在です。


しかしながら、
安易に何でもかんでも
症状を抑えることは
必ずしも良いとは言い切れず、
結果的に身体に多大なダメージを
与えてしまう可能性があるので
注意が必要です。
(○にたくなければ医者に近ずくな!
 って、お医者さんが言ってました)


西洋医学と東洋医学、
それぞれの良い点・悪い点を認識した上で
上手に使い分ける、
一人一人が視野を広く持って
治療を選択していく事が大切です。


医師や薬を盲信するのではなく、

本当の意味での「健康」とは何か?

考えるきっかけになっていただけたらと思います。

製薬会社 闇
日本医師会 闇
などで検索すると今の時代色々と情報が
取れますので、見たり聞いたりした情報を
鵜呑みにしないことが健康な生活を守る
最強の方法です。

もちろんこのブログも手放しで信じるのでは
なく、気になった事は調べる!ってことを
お勧めします!!





一覧に戻る

カテゴリー
アーカイブ