• 2021/03/22
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ストレートネックと不調
みなさんこんにちは!

みなさんはストレートネックという言葉を
聞いたことがありますか?
おそらく一度は耳にしたことが
あるのではないでしょうか。

ストレートネックは病名ではなく、
レントゲン写真において本来緩やかに
湾曲しているはずの頚椎(首の骨)が
まっすぐになってしまっている状態を言います。

先天性のストレートネックは
ごくわずかと言われており、
ほとんどの場合が生活習慣が原因で
徐々にストレートネックになるケースです。

現代病とも言われ、現在では多くの
日本人がストレートネックの
状態にあると言われています。

ご存知の方が多いと思いますが、
人の脊柱は横から見ると緩やかな
S字カーブを描いています。

人間に近いと言われているゴリラや
チンパンジーは4足歩行であるため
人間のようなS字構造はありません。

これは二足歩行をするにおいて
体を安定させるためにに適した
構造であるからです。

頭は成人で体重の約10%の重さがあり、
体重60kgであれば頭の重さは
2リットルペットボトル
3本分ほどに相当します。

解剖学的に正しい骨格でいることで
重い頭を支えることができるのですが、
ストレートネックの方は
頭が肩より前に出ていて
頭の重さを細い首の筋肉で支えなければ
ならなくなってしまいます。






先述した通り、ストレートネックの多くは
生活習慣の中に原因が隠れています。
ではその原因となるものと言うと・・・

車の運転やパソコン、スマートフォンを
操作する際などの姿勢が悪いことが
主な原因の1つです。

電車でスマホを操作している人を見てみてください。
みんな下を向いて操作する側の肩は
前に出ていませんか?

頭の重さは体重の約10%とお伝えしましたが、
首が前に傾く角度が深くなるに比例して
首にかかる負担は数倍に増えます。
60度に傾けた状態では首の骨に
約27kgの負荷がかかると言われています。

ずっと子供を肩車しているのと
同等の負荷がかかっているということです。

首の骨の歪みはもちろん、
筋肉にも多大な負担がかかります。

筋肉に疲労が溜まると硬くなり、
血管が圧迫されて血液の循環が悪くなります。

首周りの血流が悪くなると
首の痛みや肩こりの症状が生じ、
頭への酸素や栄養素の供給も滞るため、
頭痛やめまいにも繋がります。

他にも
手・腕の痺れ
視力の低下
不眠
自律神経の乱れ
などなど・・・
様々な不調をもたらします。

また、首の骨は腰の骨と連結しています。
首の骨が歪むとバランスを取るために
腰の骨も同じように歪みます。

そのため腰痛や足の痺れ、
膝の痛みなど、一見関係のないように
思えるところにも影響をもたらします。


スマホ、パソコン、車・・・
どれも便利で今や生活に欠かせないものと
なっていますが、
それによって生活に支障をきたすほどの
症状が出てしまわないように、
事前に対処することが大切になってきます。

正しい姿勢は
耳・肩関節・股関節が縦に一直線上にある姿勢です。



皆さんの立ち姿勢・座り姿勢はどうでしょうか?
首が肩よりも前に出てしまっていませんか?
肩が内側に巻いた状態になっていませんか?

もしかして私姿勢が悪いのかも・・・
そう思った方がいらっしゃいましたら
今日から意識してみてください。


ストレートネックと診断された方も
硬くなっている筋肉、
歪んだ骨格の調整をし、
姿勢の改善をすることで
お辛い症状は改善します。

ご安心ください。
エルフォート整体院が力になります。
その症状は改善します!!


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