• 2021/05/13
  • ブログ
腰椎分離症の痛みの原因とは?
みなさんこんにちは!

10代に多い疾患である
腰椎分離症についてです。

腰椎分離症とは、椎弓と呼ばれる腰の骨(腰椎)の
一部が疲労骨折している状態で、これにより腰やお尻、
足に痛みや痺れの症状が出ると言われています。
そして進行するとすべり症になる可能性が
あると言われています。

成長期の骨の未発達の時期に
激しいスポーツをすることで
発症することが多いです。

特に、野球のスイングのように
腰をひねる動作や
バレーボールのように
背中を後ろへ反らす動作の多い
スポーツをする方に多くみられます。



病院での診断の指標となるのが
レントゲンやMRIですが、
解剖学的に正しい骨格と比べて
異常があるかどうか。

では、解剖学的に正しい骨格と比較して
全く異常がない人がどれほどいるのでしょうか?


1992年にアメリカで行われた研究では
・雇用前に健康診断を受けた労働希望者203名
・急性腰痛を発症した労働者207名
・6か月以上の慢性腰痛患者200名

上記を対象にレントゲンでの画像診断により
骨の異常検出率を比較したところ
分離症もすべり症も3つのグループの
異常検出率に差はなかったと
結果になりました。

椎間板ヘルニアに関しては、
1995年国際腰痛学会が出した論文によると
腰痛が全くない人4,000人を対象にMRIを撮ったところ、
76%の人に椎間板ヘルニアが見つかり、
85%の人に椎間板変性がみられたというのです。

痛みや痺れの症状が全くない人も
レントゲンを撮ると高確率で
異常が見つかるということが
数々の研究で明らかになっています。


当院のご利用者の方ですべり症や分離症の
診断を受けた方もたくさんご来院いただきますが、
痛みや痺れの症状は改善しています。

しかし、もちろん分離症やすべり症を
治しているわけではありません。
画像診断上は何ら変わりないはずなのに
痛みや痺れの症状は改善しています。


一方で、病院で手術によって、
滑っている骨をボルトで固定したり、
神経圧迫をしているであろうところを
切除したりしたにも関わらず、
症状は悪化してしまったという方も
たくさんいらっしゃるのが事実です。

つまり、分離症やすべり症と
痛みや痺れの症状の
因果関係はないということです。


骨の変形や分離自体で痛みが
引き起こされているわけではなく、
痛みの原因は筋肉の硬さです。

筋肉が硬くなると血管が圧迫され血流が悪くなります。
血流の低下が持続すると組織が酸欠状態になり、
ブラジキニン という発痛物質が
分泌されるため、痛みを感じます。


著しく硬くなっている筋肉と
骨格の調整をすることで
体液の循環不良を改善し、
自己治癒力を最大限に高めることで
痛みや痺れの症状は改善します。


病院での分離症やすべり症の治療法は
コルセットや痛み止めの薬、安静にする、
そして湿布によって痛みを抑える治療が
一般的です。
薬や湿布で痛みを抑え、
本当の原因を放置していることで
症状が悪化してしまうこともあります。

薬で抑えられないとなると手術を勧められます。


半信半疑でも構いません。

一度エルフォート整体院の
施術を受けてみませんか?

当院では痛みを抑えるだけの
対症療法は行いません。
痛みの本当の原因へアプローチし、
根本改善へ導きます。

痛みと一生付き合っていかなければ
いけない・・・
スポーツが一生できない・・・と
諦めないでください。

エルフォート整体院が
あなたの最後の砦になります!

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