仙腸関節炎とは
仙腸関節炎は、腰やお尻、太ももの外側、鼠蹊部（そけいぶ）などに痛みが出現します。仙腸関節障害と言われることもあるのですが、レントゲンやMRIで異常が認められない原因不明の腰痛とされるうちのひとつで、医師によって診断名が変わることがあるのも特徴です。
仙腸関節炎の原因と改善方法
仙腸関節炎は前屈の状態や反り腰など、骨盤が前傾している状態での作業や出産などが原因と言われています。
仙腸関節炎を改善するためにやるべきことは2つです。それは、炎症（痛み）の改善と、その原因となる身体の使い方の改善です。
症状が出てしまっている状態では当然正しい身体の使い方はできないので、まずは痛みから改善していきます。日常生活で痛みを感じなくなってきたら、次に不調を作らない身体の使い方をお伝えします。例えば、デスクワークの方でしたら負担のかからない座り方を、立ち仕事の方には立ち方やふくらはぎの張りを軽減する方法をお伝えします。ふくらはぎやアキレス腱は腰の痛みに深く関係する部位のため、これがとても大切になってきます。
当院の施術例
- ご利用者さま
- 42歳 女性（横浜市在住）
- カウンセリング内容
- 病院で仙腸関節炎と診断され、通院したりやめたりを数年繰り返していたところ、仕事に支障が出るほど症状が悪化してしまったため当院へいらっしゃいました。長時間座っていると腰の下の方がズキズキと痛み、歩くときは最初の数歩出すと足の付け根に痛みが出てしまう状態でした。
- 施術内容
- 太ももの前・お腹まわり・肩甲骨・首を調整し、痛みは10→4へ。運動がお好きなため根本的に改善したいとのことで、週1回のペースで1ヶ月ほど来院していただき、痛みが出ることなく生活できる状態になりました。
