背中の痛みについて
背中の痛みには、炎症によって起こる急性痛(ぎっくり背中)と、慢性的に凝り感や痛みを感じる慢性痛があります。
※ 背中の痛みは内臓疾患の可能性もあるため、しっかりとした検査をお勧めします。
- 急性痛
- 急激に背中が痛くなる症状を総称して「ぎっくり背中」と呼びます。不意にふり向いたり伸びをするだけでも発症することがあり、呼吸をするだけでが生じる場合もあります。
- 慢性痛
- 張り感や凝り感、重だるさを伴う場合が多く、突然的に発症するよりも徐々に痛みが現れていくことが多いのが特徴です。症状が重症化すると、吐き気や息苦しさを誘発することがあります。
背中に痛みを伴う一般的な疾患
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎捻挫、変形性脊椎症、側湾症 など
背中の痛みの原因と改善方法
一般的に言われている原因
- 姿勢の悪さ
- スポーツや重労働などの筋肉疲労
- 筋力不足
- ストレス
- 内臓疾患
当院では背中の痛みの原因は体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)循環不良と考えます(癌などの疾患は除く)。
人の身体は、ある程度の姿勢の悪さや重労働などで身体への負担があっても、体液循環がしっかりしていれば回復するようにできています。ストレスも同様に発散できるようになっています。体液循環不良になってしまうと、回復できずに肉体的にも精神的にも受けたダメージが蓄積されていきます。蓄積が限界を超えたときに、身体からのSOSとして痛みや痺れが出ます。しっかりと身体のバランスを整え、体液循環を良くすることで、背中の痛みの改善やぎっくり背中などの急性症状の回避につながります。
当院の施術例
- ご利用者さま
- 44歳 女性(東京都世田谷区在住)
- カウンセリング内容
- 仕事中、突然背中の痛みと呼吸苦が出現し、病院へ行ったところぎっくり背中と診断されました。薬と湿布では痛みが治まらず、近くの整骨院へ行ったものの改善しなかったため、知人の方の紹介で当院へいらっしゃいました。
- 施術内容
- アキレス腱・足首・股関節・お尻周りの筋肉・肋骨の調整をし、痛みは10→3へ。全体的に筋肉がとても硬くなっていたため定期通院をしていただいた結果、10回目の施術時には不調を感じることがなくなり、寝つきが悪かった点も改善しました。