- 誰も悪くない話
- みなさんこんにちは!
エルフォート整体院菊地がお送り致します。
事細かに書くと小説が作れてしまうのです
ごくすごく簡潔に書きたいと思います
どれくれい簡潔かと言うと野球の説明する
時に投げて打って走ればいいんだ
と言うくらい簡潔に書きますので聞き手の
方の経験値に委ねたいとお思います(*・ε・*)
体験者:祖父 語り:孫
昔満州に行って荒稼ぎをして一旗揚げよう
と言う方が多くいたそうです
京都は舞鶴から船で満州へ
今では想像も出来ない様な環境に身を置い
て仕事をする
父母子共2人の家族4人で満州へ
父=祖父
日々作業しては寝る日々が続いたある日の
事父が帰ってこない
結果一年後に帰ってきたそうです
ソ連軍に拉致されて隙をみて逃げたなんと
か逃げられた
しかし一年経っていた
そこにもものすごいドラマがあるのですが
きっと書籍化される時がくるのでそこは割
愛します
家族の元に現れたかと思ったら
”逃げるぞ!”となんの説明もなしに飛ぶ様
に逃げ始める
そしてなんとか列車に乗り日本への引き上
げ船へのれる
しかし劣悪な環境のため病気が蔓延
日本につくも入国拒否となり目の前に日本
が見えるのに船から出られない
食料も底がつき陸から入ってくる食料は乗
組員の分少量のみ
子共達は調理場へへばりつき不憫に思った
乗組員から少量ずつ食料をもらえる
大人は伝染し4んでゆく
そうしたらすぐに海に捨てられる
そのうち伝染したらすぐに生きている状態
で海に投げ捨てられる
そして伝染しなくとも飢えでなくなる方も
次々に出ては捨てられる
お孫さん曰くこれは本当かわからないけれ
ど当時子共だったじいちゃんは大人たちが
今日は誰にするか?
と言う声を聞いてその人がいなくなる
すると大人達は何か食べていた
と聞いたそうです
いよいよ子共達も食料が足りずにもう
ダメだと言うところまで行ったそうで
す
そのかたのお爺様曰くこの世で一番き
つい4にかたは飢えだ
そして4ぬ時は苦しくない
この2点がわかったそうです
やっと飢えから逃れられるんだ・・・
人の声がどんどん遠くに聞こえてくる
ああ・・ここで終わるんだ
そう悟った時にもう1つの声が聞こえて
きたそうです
”日本に帰れるぞ〜!!”
お爺様はその声を聞いて気がついたら列
車の中だったそうです
一回4んだ経験をしたと言っても過言で
はないでしょう
ここまでが前置きです
話してくれたお孫さんが幼少期の話に移
ります
田舎に暮らしていたお孫さん仮にKさんと
しましょう
Kさんは片道40分程の小学校に通っていた
そうです
雨が降る中嫌だな〜と思いながら通学して
いると人だかりがあるので覗いてみると子
犬が段ボールの中にいます
少し水が溜まっている状態
かわいそうだな〜と思いつつも学校がある
のでそのまま学校へ向かいます
学校へ着き授業が始まると雨が強まってき
ました
Kさんは脳裏に子犬が4ぬ!と思った瞬間
お腹が痛くなりお腹が痛い!と叫ぶと保健
室に行く様に言われ保健室へ行くと帰る様
に言われたそうです
気がつくと腹痛は治まっていたので走って
子犬の所まで行くと案の定段ボールに水が
溜まり手足をバタバタさせて溺れていたそ
うです
慌てて取り出すと腕に抱え込み家へ連れて
帰ります
親に事情を説明し飼う事になりました
昔に買っていた犬にそっくりで犬も又
Kさんへ懐いていて大変可愛がっていた
そうです
昔に飼っていた犬はKさんが留守にして
いる間に事故にあってしまったそうで大
人達はKさんを思い〇〇に行っているか
そのうち帰ってくるだろうと記憶が薄れ
るまで無くなった事を隠していたそうで
す
Kさんはその子犬と同じ名前をつけて大
変可愛がり過ごしていたある日
家に帰ると鎖と首輪そして尻尾を残して
犬の姿がありません
慌てて親に犬がいない(犬の名前は伏せ
ます)!と言うとじいちゃんちにいると
一言
なんで連れて行くんだよ〜と思いながら
じいちゃんちに行き犬は!?
いるよと返事が来る
どこに!?
・・・冷蔵庫だ
・・・・・?
どこ!
だから冷蔵庫だ
どう言う事?と頭が追いつかなかったそう
です
するとおじいちゃんは続けます
もう捌いてたべれる様にしてある冷蔵庫に
ある
そこでKさんは事を悟り泣き崩れます
Kさん
俺の犬なんで56すんだ!
爺ちゃん
犬は食いもんだ!
K
犬は食いもんじゃやない!なんで56すん
だ!!
爺ちゃん
お前鶏も豚も食うべや!同じだ!
と言われると悲しさと確かになんで犬はダ
メで鶏豚牛はいいのかと何が正しいのか分
からなくなったそうです
話はまだまだ続くのですが書籍化するのを
楽しみにしましょう(*・ε・*)
さて何が言いたいのかと言うと・・・
登場人物の爺ちゃんは満州に行っていまし
た
満州では赤犬(毛が茶色い)は食料として
扱うそうです
食べる文化がありそこでは食べていた
みんな当たり前に食べていた
その様な光景を繰り返し見聞きして自分も
そうしていた
そして飢えで4ぬ寸前本当の寸前までいき
食べる事の大切さを身にしみて知り飢えさ
せる事だけは絶対にしてはならぬと家も自
分で立てて水が常に循環しいつでも飲める
様にし田畑での作物を作りと徹底していた
そうです
Kさんはもちろんその様な文化には触れて
おらず知る由もありません
すごい好きな爺ちゃんにすごい好きな犬を
奪われる悲しみ
何が本当で何が嘘なのかわからなくなる
教育や思想というのは愛を壊す武器にも
なりうるのです
この話の登場人物に悪人は出てきていな
いと私は感じます
でも両者が悲しみを感じています
とても考えさせられたお話でした
私の未来は私が素敵な未来に変える!と
なんども声に出して言ってみましょう。
素敵な未来の作り方。
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