• 2019/08/14
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ヘルニアの嘘
横浜市南区吉野町の不調の方の最後の砦
エルフォート整体院です。



今日はヘルニアの嘘についてお話しをします。


当院に来ているMさん。

Mさんは、ヘルニアの手術をしたけれど痛みと痺れが取れない。
上手く症状と付き合っていくしかない。

なるべく安静にして過ごしてください。

この様に言われたそうです。


しかしMさんのお仕事は、身体を使う仕事で安静にしていたら
生活が出来ないと、不安な気持ちで当院にいらっしゃいました。

Mさんは安静に・・・という言葉にとても敏感に反応していた為
常にコルセット、頻繁にロキソニン、リリカ等薬を飲んでなるべく
動かない生活をしていたそうです。


Mさんへコルセットをしているとどのくらい楽か?
薬はどれくら効いているのか?


10段階指標で伺ったところ


コルセット有り・無しでは、負担がかかってない気がする。
痛み・痺れは変わらないですとの回答。


薬に関しては、10痛いとしたら9もしくは8くらいとの
回答でした。


私がまずMさんへお願いしたことは


・薬を減らす

・コルセットをやめる

・安静にしない

・好きなことをする


4つをお願いしました。


薬を減らすことについては、すごく心配な様子でした。
どうしても辛くて薬がとても効いているなら私も止めません。
10痛くて薬を飲んで1〜3程度になるなら飲んでもいいと思います。

薬を飲んで10から9では割に合わないのです。

東京ドームの掃除を一人でしてお給料が1000円くらい
割に合わないのです。


薬を飲むと肝臓に負担がかかり、肝臓周りの筋肉が硬くなります。

肝臓周りの筋肉と関係が深い腰の筋肉(大腰筋)が硬くなります。

薬を飲むことで、結果より痛みを引き起こしやすい身体を作って
しまうのです。

そしてコルセット、人間には天然のコルセットが有ります。
腹筋や背筋です。
コルセットをすると天然のコルセットがなくなっていきます。


つまりこれも根本的に痛みや痺れの症状が出やすい
身体を作ることになります。


安静にしない・・・



これは無理に動けということではなく、無駄に動かないのは
やめるということです。


人間の肉体は、血液循環により成り立っていると言っても
過言では有りません。


循環に必須なのは筋肉の伸び縮みです。

筋肉を動かさない=回復しにくい

Mさんには無理のない範囲でウォーキングを取り入れてもらいました。


最後に好きなことをする。


一番のキモです。


大体のの方が、薬を飲んで安静にする。
痛みや痺れが強い方は座っているのは辛いので
安静=寝る
となります。


そうすると、常に痛い・・・
いつ良くなるのだろう・・・
良くなるのかな・・・
痛い・・・
辛い・・・


この様に、脳が不安を感じると身体は硬くなり
睡眠が浅くなり、回復機能が大幅に落ちます。


少しでもいいから心が明るくなる事をする。
嘘でもいいんです。
痛みが取れたことを想像して、痛みがなかったら
幸せだろうなぁ・・・
と、その気持ちを感じる。

ちょっとした工夫で、身体への影響を好転させる
ことができるのです。



Mさんはいまだに心配性ですが、痛みも痺れもなくなり
元気に仕事を頑張っています。








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