• 2021/05/29
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なかなか改善しない膝の痛み
みなさんこんにちは!

今回は慢性的な膝の痛みについて
お話させていただきます。

膝が痛い時、まずは整形外科に
行く方が多いかと思います。

病院の先生に
「変形性膝関節症」
「膝の軟骨がすり減っている」
などと言われ、
整形外科に通院しているけれど
なかなか症状が改善しなく
不安な気持ちを抱えている方も
多いのではないでしょうか?


もちろん、骨折やスポーツでの怪我など
整形外科に行った方がいい場合もありますが、
「慢性的な膝の痛み」は
整形外科では根本改善は
出来ないことがほとんどです。

整形外科はレントゲンや
MRIを使って患部を細かくみることには
特化していますが、
もし膝の痛みの原因が、膝になかったら・・・?

そうなのです。
ほとんどの場合、
慢性的な膝の痛みは膝に原因がありません。

骨が変形していようと
軟骨がすり減っていようと
それは痛みの原因ではないのです。


多くの方は、
立ち上がるときや歩いているとき、
かがんだときや正座をした時など、
動作時に強い痛みが生じています。

膝が痛いから膝が悪いのだろうと思いがちですが、
立ち上がるときや動作をするとき、
膝単体では動くことが出来ません。

様々な筋肉・関節が連動して動くことで
膝の曲げ伸ばしができています。





この赤丸の部分はももの後ろの筋肉が
脛骨(すねの骨)に付着している部分です。
このように、筋肉は骨に付着しています。

太ももの筋肉が緊張し収縮することで、
付着部の部分が強く引っ張られ
膝に負担がかかります。

筋肉が硬くなっている結果として
膝が痛いと感じているのです。

これは一例ですが、
膝の痛みの原因は千差万別です。

足首の硬さや
股関節の動きの悪さ、
背骨のゆがみや
骨盤周りの筋肉の硬さ

そして一見関係ないように思える
肩関節や首の歪み、食生活などが原因で、

「結果として膝に痛みが生じている」

ことがほとんどです。


そのため、いくら膝に
ヒアルロン酸の注射を打っても
痛み止めや湿布をしても、
その場しのぎにしかなりません。


それだけでなく、
異常があるから「痛み」を出しているのに、
痛みを止めることで無理やり動かすことが
出来てしまうため、身体への負担が
増してしまい、ダメージが溜まっていきます。


骨の変形や軟骨のすり減りと聞くと
あたかもそれが痛みの原因のように思えますよね。
しかし当院には、変形性膝関節症と診断された方や
膝の手術をしても症状が改善しなかった方が
たくさんいらっしゃいますが、
症状が改善しています。

骨の変形や軟骨のすり減りは
痛みの原因ではありません。


手術しかないと言われている方も、
どこへ行っても改善しない膝の痛みも
諦めないでください。

安静にしていても痛いという方も
1度当院にご相談ください。


薬や湿布、注射を卒業しませんか?

当院があなたの最後の砦になります。


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