• 2021/05/20
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二週間安静にしていただけで・・・
みなさんこんにちは!

痛みや痺れの症状があり病院に行くと
「安静にしてくださいね。」
と言われる方も多いかと思います。

もちろん、一言で安静といっても
運動はしないということか、
なるべく動かないような
生活をすることが安静なのか
それぞれかと思いますが、
興味深い実験があったので
一例としてご紹介したいと思います。

その実験では、
平均年齢23歳の若者17人と、
平均年齢68歳の高齢者15人が参加し、
参加者の片方の足だけに固定装具をつけさせ、
二週間過ごさせたそうです。
片足だけ動かせない状態を作り、
二週間後に左右の足の筋肉量の違いを測ったところ、
装具をつけていた方の足の筋肉量は
20%〜30%低下していたという
結果となりました。

また、実験後筋肉量が低下した状態から
週に3〜4回6週間に渡り
自転車トレーニングが実施されましたが
筋肉量は固定器具を装着する前の状態まで
戻らなかったそうです。

たった二週間運動不足が続くだけで
筋力・筋肉量が大幅に低下し、
さらに元の筋肉量に戻すには3倍以上の
時間が必要とは驚きですよね。


狭窄症やヘルニア、分離症で
安静を余儀なくされることが多いですが、
安静にしている間筋肉は落ちていきます。

また、巷ではカルシウムを摂取して
骨を強くしましょう!と言われていますが、
骨の強化には骨に適度な負荷を与えることが
大切です。
安静は骨も弱くしてしまうのです。

実際に高齢者の方では
「廃用症候群」といって
安静状態が続くことで起こる
心身の機能低下を引き起こしてしまう
ケースが多く見受けられます。

筋肉・関節・臓器の運動機能が低下し、
寝たきりになってしまう場合もあります。


痛みや痺れを引き起こす原因は
「体液の循環不良」です。

筋肉が伸びたり縮んだり
ポンプ運動をすることで
血液は全身を巡り心臓に戻るという
循環がなされていますが、
動く機会が少なくなると
ポンプ作用がしっかり機能しないために
体液の循環が悪くなります。

さらに、安静によって筋力が低下することで、
ポンプの力は弱まってしまい、
症状を悪化させてしまうリスクを高めてしまいます。


とは言っても痛みや痺れの
症状が出ているということは
身体の使い方に問題があったり
バランスが崩れていたりと
「原因」があります。
自己流でストレッチをしたり
無理やり身体を動かすことで
身体に負担をかけてしまう場合があるので
注意が必要です。


好きなスポーツが出来なくなってしまった
痛みや痺れで動くのが辛い
歩いていると痛みが強くなる
生涯自分の足で歩きたい
安静にと言われたけど
症状を根本改善させたい

このような方はエルフォート整体院に
お任せください!


当院は、
病院で運動してはダメと言われた方にも
多くご利用いただいていますが、
皆さん好きなスポーツも楽しめるほどに
症状は改善しています。


豊かな人生を送るために
痛みを改善させて、身体を動かす!


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