• 2021/05/06
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症状が出ているところに原因はなかった?!
みなさんこんにちは!

日本の人口約1.2億人
そのうち腰痛に悩まされている人は
何人くらいいるかご存知でしょうか?

実は、2015年の厚生労働省の調査において
日本全国の腰痛で悩む人数は
2,800万人いると統計が出ています。

およそ4人に1人の割合です。
そのうち原因が特定できる場合
(ヘルニアや狭窄症等)が約15%、
特定出来ない、いわゆる原因不明の腰痛が
85%とされているのです。


病院や整骨院がこんなにも溢れているのに
腰痛に悩まされている人が
なぜこんなにもいるのでしょう。

中には、何年間も病院や整骨院に通院していたり、
手術をしても症状が改善しなかった方も
たくさんいらっしゃいます。

今、多くの病院や整骨院では
症状の出ているところのレントゲンを撮る
腰を揉みほぐす、電気を当てる、
湿布や薬等、症状にフォーカスした
治療が行われています。


事実・・・
症状が出ているところに
原因があることはほとんどありません。


例をあげると・・・

股関節の内側から骨盤の前を通って
腰椎(腰の骨5本)にそれぞれ付着している
太く大きい筋肉「大腰筋」という筋肉があります。


糖質の取りすぎや薬を飲むことで
肝臓が疲弊すると、大腰筋が硬くなります。

大腰筋は腰の骨に付いているので
大腰筋が硬くなり縮むことで、
腰の骨が前・下方に引っ張られます。

これにより腰に過度な負担がかかることになります。
この場合、腰の痛みの原因は
大腰筋であり、
もっと辿ると肝臓の疲労であるわけです。

そして日常生活の中に潜んでいる
肝臓が疲労する原因となっていることこそが
本当の原因です。

実際には慢性的な症状ほど
その原因は複雑に絡み合っていて、
原因は1つではないので一例ですが、
このように身体の状態を1つ1つを紐づいていくことで
根本原因が明らかになります。

つまり、いくら腰をほぐしても
骨盤調整やら骨格調整をしても
また元に戻ってしまいますし、
病院でもらっている痛み止めや
神経痛を抑制する薬が
腰痛を助長している可能性があるわけです。



原因が特定できる腰痛の代表例である
狭窄症やヘルニア、すべり症に関しても
痛みと痺れとは無関係であることが
最近の研究で明らかになってきています。
骨の変形や狭窄(骨と骨の間が狭くなる)するのは
加齢によるごく自然な変化であり、
腰痛がない人でも40〜59歳の約8割、
60歳以上の約9割に椎間板の異常が
見られたという論文があります。

現代の日本の医療では
「ヘルニアや狭窄があることにより
神経が圧迫されて痛みや痺れが出る」
とされていますが、

では例えば足の裏はどうでしょうか?
足の裏にもたくさんの神経が通っています。

立てばもちろん神経が圧迫されるはずですが、
立つことで足裏に痛みや痺れの症状が出るのであれば
人間は二足歩行ができなくなってしまいます。

神経とは脳からの指令を身体の各部位に伝え
皮膚や身体の情報を脳に伝えるという
情報伝達の架け橋であって
神経の圧迫が痛みや痺れの
原因ではないのです。

ではなぜ痛みが出るのか?

筋肉が硬くなり体液の循環が
悪くなることが原因です。

体液の循環が悪くなると
酸素や栄養素の供給が滞ります。

組織が酸欠状態になると
発痛物質であるブラジキニンなどが
産出され、電気信号で脳で痛みとして
認識されます。

つまり、体液の循環をよくすることで、
痛みや痺れの症状は改善するのです。

体液の循環が悪くなる原因要素としては
身体の使い方の癖によるバランスの崩れ、
食生活や姿勢、運動不足やストレス、
寝不足などが挙げられます。

当院では筋肉・骨格の調整によって
症状を改善させることはもちろん、
日常生活での動きの癖や
生活習慣を身体の状態から見抜き、
アドバイスをさせていただくことで
根本改善に導きます。


もちろん、一言で腰痛と言っても
腫瘍や感染症、動脈硬化等、
危険な病気が潜んでいる場合もあるので
気になった場合病院を受診することも
大切なことです。


しかし、
原因不明と言われた
ヘルニアで手術しかないと言われた
整骨院では電気を当てるばかり・・・
整体や治療院に通っているのに
なかなか改善しない

そのような方はぜひ1度当院の
施術を受けてみませんか?


痛み・痺れのない充実した毎日が送れるよう
全力でサポートさせていただきます!

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