• 2020/11/09
  • ブログ
ノシーボ効果
みなさんこんにちは!

みなさんは
「ノシーボ効果」という言葉を
耳にした事はありますか?

プラシーボ効果が
この薬はくという思い込みや期待感によって
効き目のない偽薬(例えばラムネ)であっても
症状が改善したり治ったりすることがあるのに対し、

ノシーボ効果は
偽薬であっても副作用が
現れてしまうことがあるというものです。
脳のマイナスの思い込みにより
身体にマイナスな影響を与えて
しまうということを
「ノシーボ効果」といいます。

ノシーボ効果については様々な実験が
行われていますが、一例をあげると
ハンブルク大学メディカルセンター神経学の
ウルリケ・ビンゲル博士の研究です。
ビンゲル博士の痛み止めでの実験によると
被験者に痛み止めを投与して
痛みの緩和を認識させ、
実験の効き目の持続より
はるかに早い時間で
「効き目が切れた」と伝えると
多くの被験者が痛みを感じ始めたというのです。

また、1996年にレベッカ・フェルカーが
発表した研究によると、
「自分は心臓病にかかりやすい」と
信じている女性の死亡率は
そう信じていない女性の
4倍にのぼったそうです。

この様な実例は
多数あります。

「病は気から」という言葉がある様に
人間の思い込みの力は強力で
脳の思い込みによって良くも悪くも
身体にも影響をもたらします。

身体って本当に不思議ですよね。

私たちの脳はいわば薬のようなもので、
体の自己治癒力を
高める万能薬にもなり、
逆に悪化させる薬にもなることがあります。


ヘルニア、狭窄症、変形性股関節症
慢性腰痛や坐骨神経痛でお悩みの方。

「痛みと一生付き合っていくしかない」
「運動してはいけない」

そんな否定的な言葉の暗示にかかり、
症状が一向に良くならず
諦めてしまっている方は
多いのではないかと思います。

「もう治らないかもしれない」

こんな呪いの言葉は捨ててしまいましょう。


解剖学の教科書で学ぶことだけでなく
たくさんの経験や改善実績があるからこそ
お伝えできること。

整形外科で治らないと言われた
運動してはいけないと言われた
歳だからしょうがないと言われた

この痛みや痺れは
もう治らないんだ・・・

と諦めないでください。

症状が出るには必ず原因があります。

原因を取り除けば改善するのです。


前向きに一歩踏み出すことで、

改善するぞ!という強い気持ちを持つことで、

身体は必ず変化します!!




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