• 2020/07/21
  • ブログ
腰痛〜肩こり〜足の裏から?
みなさんこんにちは!

肩こり腰痛頭痛・・・
その不調の原因の1つに
“足裏のアーチの崩れ”が挙げられます。

人間の足は片足28個の骨で形成されていて
弓なり状の構造になっています。

そして二足歩行である人間だけにあるのが
土踏まずにある3つのアーチです。

外側縦アーチ
内側縦アーチ
横アーチ

この3つのアーチ構造が
とても重要な役割を担っています。

アーチ構造がバネのように伸び縮みすることで
足にかかる負荷や、
着地時に地面からの衝撃を分散して
関節や骨にかかる負担を
減らしてくれているのです。
また、片足立ちでも倒れない
安定性もこの構造のためです。

カメラを三脚で固定すると安定するように
足裏にも3つのアーチがあるからこそ
バランスよく立ったり、歩いたりできるのです。

このアーチが崩れただけで
体のバランスは崩れ
不安定になります。

そうすることで
本来自然と取れるはずのバランスを
筋肉の力を使って取らなければ
ならなくなるので、
筋肉に余分な負荷を与えてしまい
筋肉が硬くなります。

また、歩行時アスファルトから受ける
衝撃は体重の5〜6倍もあります。
体重50kgの人は1歩歩くごとに
片足に250〜300kgの衝撃が加わります。

アーチがあることで
バネのように地面の衝撃を
吸収し分散しているのですが
扁平足のように足裏が
平らな状態になると
その衝撃は体にダイレクトに伝わり、
膝や股関節、さらに腰や首頭にまで
抜けてしまうのです。

衝撃が加わり続けると
次第に関節の動きが制限され
筋肉も硬くなります。
これは体の防御反応の1つで
固めることで強い衝撃から
体を守っているのです。

しかし、筋肉の硬さこそ
だるさや凝り感、痛みや痺れの
原因となってしまうのです。

足裏のアーチが崩れる
大きな原因としては
筋力の低下が挙げられます。

足裏のアーチを引き上げているのは筋肉です。
足底の筋力が低下することで
重力に勝てずアーチが潰れてしまいます。

近年は機能的な靴の発達により
足指に力をいれずに靴に力を委ねて
歩くことができるため、
足指を使う機会が減っています。

本来、人間の持っている
足の機能を正しく使うには、
裸足で歩くことが一番です。
陸上競技の強いケニアや
ジャマイカ、南アフリカなど
アフリカや中南米のスポーツ選手が
脚力に秀でているのは裸足で
過ごしている時間が長いことと
関係していると言われています。

とはいっても日本で日常的に
裸足で生活することは出来ません。

そこで簡単にできるケア方法としては
足のグーパー運動です。
足指でじゃんけんするように
縮めて広げること。
足裏は足の指を動かすことで
鍛えられます。

親指までしっかり開くことが
出来ない人は普段からうまく
足の指を使えていなく、
足底の筋力も低下して
いる可能性が高いです。

家でのセルフケアで
足指をしっかり動かして
眠っていた筋肉たちを
呼び起こしましょう!

また、靴の選び方も要注意です。
大きすぎる or 小さすぎる靴や、
ヒールの高い靴は
アーチ崩れの原因となります。

靴を買うときは
しっかり実際に履いてみて
自分の足に合うものを選びましょう!

靴の選び方に関しては
またブログに載せますね。



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