• 2020/07/21
  • ブログ
マスクで注意すること
みなさんこんにちは!

最近テレビでもよく耳にする
マスクによる熱中症。

コロナウイルス感染予防の
マスク着用の影響で
今年は昨年の同時期に比べ
約三倍もの人が熱中症で
救急搬送されているそうです。

ちなみに、総務省消防庁のデータによると
2019年5〜9月に熱中症によって
救急搬送されたのは 71,317人、
そのうち126人は命を落としています。


人間は、呼吸をして体温より低い空気を
吸い込み、鼻や肺で温められた息を出すことで
体内を冷やしています。
しかしマスクをすることで、
マスクと口の間で空気が滞り
温まった空気をまた吸うことに
なってしまうので
体が熱を持ちやすくなります。

さらに、マスクをすると
酸素濃度が薄くなります。

必要量の酸素を取り込むために
呼吸数を上昇させるのですが
これにより横隔膜や肋間筋が
過剰に働かなければなりません。
筋肉をたくさん使うことで
体温が上がり、熱中症のリスクが高
まってしまうのです。

もう一点、
マスクをすることで
口腔内の湿度が保持されてしまうため
喉が乾燥しにくくなり、
喉の渇きを自覚しにくくなります。

喉の渇きは水分不足を
知らせてくれる大切なサインです。

体内の60%〜80%のうち
5%が失われると
脱水症状が起こります。

10%失われると
死に至ることもあるのです。

喉が乾かないことは
本当に怖いのです。。。


そんな熱中症対策のために
何度かブログに記載していますが、
もう一度お水の摂取の仕方を
おさらいしたいと思います!
(内臓疾患のある人は除く)


・最低必要量は体重(〇〇.○kg×3.3倍)
 夏はじっとしているだけでも汗をかくので
 その分しっかりプラスして飲みましょう!

・30分に体が吸収できる量は180ml
 (一度にガブガブ飲んでも
  尿として排出されてしまいます)

・カフェインの入っているものやジュースは含まない

・喉が乾く前に飲む

・日本人は軟水がおすすめです


こまめにしっかりと水分補給して
暑さとウイルスを乗り越えましょう!!

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