• 2020/02/17
  • ブログ
減塩食品
みなさんこんにちは!!


スーパーに行くと
減塩醤油
減塩味噌
更には減塩の塩・・・
減塩の調味料がたくさん販売されています。

塩は身体によくない
そう何気なく減塩のものを手にしている人が
多いのではないでしょうか?

果たして本当に減塩が正義なのでしょうか?

結論からお伝えしますと

塩=悪ではありません。
減塩のしすぎは様々な健康被害をもたらします。


私たちが生きていくために必要な栄養素は
主に炭水化物 タンパク質 脂質 ビタミン そしてミネラルです。
ミネラルは
代謝や身体の発育、神経や筋肉機能を
正しく保つ働きをしてくれる
重要な栄養素です。

ミネラルは体内では作る事ができないため、
食品から摂取しなければなりません。

このミネラルが豊富に含まれているのが
『塩』です。


塩抜きダイエットというダイエット方法も流行りましたが、、、

もし極端に塩分を減らすと
人間の身体はどうなってしまうのでしょうか?


・新陳代謝が衰える
 傷口の治りが遅くなったり、肌のハリ感がなくなったり・・・
 ミネラルは代謝と発育の役割があるため
 不足することで新陳代謝が衰えます。

・筋肉が硬くなる
 箱根マラソンで、足が痙攣してリタイヤ・・・
 そんな場面をみたことはありませんか?
 大量の汗をかくことで体内の塩分が不足すると
 筋肉が激しく収縮してしまい、
 痙攣を引き起こします。

・腸内環境が悪くなる
 内臓や細胞はいわば塩漬け状態です。
 梅干しや漬物って腐りにくいですよね?
 体内の塩分が不足すると、
 排泄までの間に腐敗が進んでしまい、
 有害物質が発生し腸は正常な働きが出来なくなります。

・だるさや倦怠感
 塩分(ナトリウム)が不足すると、神経伝達がうまくいかなくなります。
 いくら脳が「動け!」と司令を送っても
 身体が思うように動きません。
 昔囚人が暴れると、塩抜きの食事を出して
 大人しくさせていたようです。

などなど。
そのほかにも脱水、内臓疲労、食欲不振、アレルギー、頭痛等、
様々な悪影響をもたらします。


塩は生きるためになくてはならない、
必要不可欠なものなのです。



ただ、一概に塩といっても
『精製塩』
これには要注意です。

スーパーで特売激安の塩や、
飲食店のテーブルに置いてある食卓塩、
これらは人間の手によって加工されています。

精製塩とは、加工の過程でにがり成分やミネラルを取り除いた
塩化ナトリウムが99%以上の塩のことです。

自然塩にはナトリウムの他に、
マグネシウム・カリウム・カルシウム・亜鉛等の
ミネラルが含まれているのに対し、
精製された塩にはミネラルが入っていません。

自然塩は摂取しても
余分なものは自然に体外に排泄されます。
(過度に摂取しなければ)

一方、精製塩を摂取すると、
血中のナトリウム濃度が極端に高くなり
体内のミネラルバランスが崩れ、体に悪影響を及ぼします。
血圧を高くするのも、この精製塩です。


精製塩は自然塩とは別物なのです!


減塩の調味料に使われているのも
この精製塩です。
それだけでなく減塩食品には、
美味しくするための化学調味料や
日持ちをさせるための保存料がたくさん入っています。
これらは内臓に負担をかけます。



健康のために、と、
減塩食品を選んでいる方。


健康のために
『塩の質』を見直してみて下さい!!




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