アキレス腱炎とは
アキレス腱炎とはその名の通り、アキレス腱に炎症が起きている状態をいいます。アキレス腱はふくらはぎの筋肉と踵(かかと)の骨とを結ぶ、人体の中で最も太く強い腱です。腫れや熱感を伴うのもアキレス腱炎の症状のひとつで、進行すると血行障害が起きたり、しこりができる場合があります。
アキレス腱炎の原因と改善方法
一般的に言われている原因
- 運動による負荷
- 土踏まずのアーチがない(扁平足)
- 合わない靴を履いている
- 加齢
一般的に言われているアキレス腱炎の原因をあげましたが、実際には同じように運動をしている方や、扁平足の方でもアキレス腱炎の症状が出ない方もいます。では、アキレス腱炎になる人とならない人の違いはどういったものなのでしょうか。
当院では、アキレス腱炎の原因をこのように考えています。人間の身体は、体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)が循環することで老廃物の回収や栄養供給をしています。アキレス腱炎になる方は、この体液の循環が悪くなっています。体液の循環が悪いと、“回復力”が落ちます。つまり、体液循環不良=回復力の低下となります。アキレス腱への負担が、その人が持つ回復力を上回ることで、日に日にアキレス腱にダメージが蓄積し、それが一定量を超えると炎症を起こすといったイメージです。
改善するために重要なことは、下半身の体液循環を良くしてあげること、循環を悪くしている原因(例えば姿勢の悪さや水分不足など)を改善することです。
当院の施術例
- ご利用者さま
- 24歳 女性(横浜市在住)
- カウンセリング内容
- ランニングをした翌日にアキレス腱に痛みを感じるも、しばらくしたら治ると思い湿布を貼って対処されていました。しかし日に日に痛みが増したため、病院へ行ったところアキレス腱炎との診断。湿布と鎮痛剤をもらい安静にするように言われましたが、痛みが引かないため当院へいらっしゃいました。
- 施術内容
- 首・肩甲骨・お尻・足を調整し、痛みは10→2へ。腰回りとお尻の筋肉がとても硬く、下半身の体液循環が悪くなっていたため、痛みが戻るのが早い状態でした。その後も通院していただき6回の施術後には、1日仕事をしていても痛みを感じないほどに改善しました。